ニコ・ピロスマニ展

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グルジアの放浪画家
1986年5月17日~6月30日
西武美術館

ニコ・ピロスマニ(Niko Pirosmani, 1862年 - 1918年4月9日)は19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したグルジアの画家。「放浪の画家」あるいは「孤高の画家」と称されます。
彼はプリミティヴィスム(原始主義)あるいは素朴派(ナイーブ・アート)の画家に分類されており、彼の絵の多くは荒野にたたずむ動物たちや食卓を囲むグルジアの人々を描いたもの。彼はグルジアを流浪しながら絵を描いてその日暮らしを続けました。
一旦はロシア美術界から注目され名が知られるようになりましたが、そのプリミティヴな画風ゆえに新聞などから幼稚な絵だという非難を浴び、失意のうちに死去しましたが、死後グルジアでは国民的画家として愛されるようになりました。ソ連では1969年の「放浪の画家ピロスマニ」と1986年の「ピロスマニのアラベスク」にその生涯が映画化されています。
ピロスマニは、フランス人女優マルガリータを深く愛し、その愛を示すために彼女の泊まるホテルの前の広場を花で埋め尽くしたといわれています。この伝説はアンドレイ・ヴォズネセンスキーの詩によって有名になり、後に日本でも「百万本のバラ」という歌となってヒットしました。

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  • Lion

    toy ambulance

    2018/12/22

     この展覧会は確か、ゲオルギー・シェンゲラーヤの映画「ピロスマニ」が公開された後に催されたものでしたよね。関西では兵庫県のつかしんという西武系の商業施設で巡回され私も見に行きました。
     会場はガラガラで作品を独占出来るような状態でした。絵画が先述の映画の世界へ通じる窓のように感じたぐらいでした。私としては素敵な体験でしたが、営業的にはきつかったんでしょうね。

     

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      ts-r32

      2018/12/22

      映画は84年に三百人劇場で「ソビエト映画の全貌」というイベントのうちの1本として上映されていましたが、見逃してしまいました。
      当時、日本ではあまり知られていない画家だったので、池袋も同じような感じだったと思います。

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