クリムト、シーレ、クービン展

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Klimt / Schiele / Kubin
ウィーンの愛と幻想
日本初公開「ダナエ」と素描
1985年4月28日~5月26日
栃木県立美術館

グスタフ・クリムト(Gustav Klimt, 1862年7月14日 - 1918年2月6日)は、世紀末ウィーンを代表する帝政オーストリアの画家。
赤裸々で官能的なテーマを描くクリムトの作品は、甘美で妖艶なエロスと同時に、常に死の香りが感じられます。また、「接吻」に代表される、いわゆる「黄金の時代」の作品には金箔が多用され、絢爛な雰囲気を醸し出しています。
同時代の多くの芸術家同様、日本や東アジアの文化の影響を強く受けており、特に浮世絵や琳派の影響は、クリムトの諸作品の基調あるいは細部の随所に顕著に見て取れます。

エゴン・シーレ(Egon Schiele, 1890年6月12日 - 1918年10月31日)は、オーストリアの画家。
クリムトらのウィーン分離派を初めとして象徴派、表現主義に影響を受けつつも、独自の絵画を追求、強烈な個性を持つ画風に加え、意図的に捻じ曲げられたポーズの人物画を多数製作し、見る者に直感的な衝撃を与えるという作風です。

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