皇室の名宝展
九州国立博物館に皇室の名宝展を見に行きました。
この展覧会では、宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する皇室のコレクションで、九州各地からの献上物、日本美術の名品等が展示され、皇室と九州との繋がりが感じられる展覧会でした。
展示作品の中では、福岡に所縁がある元寇を描いた「蒙古襲来絵詞」、美しい動植物画で有名な伊藤若冲の「動植綵絵」等が印象に残りました。
皇室は、日本最高のコレクターだなあと思いながら見て廻りました。(^^)
九州国立博物館に皇室の名宝展を見に行きました。
この展覧会では、宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する皇室のコレクションで、九州各地からの献上物、日本美術の名品等が展示され、皇室と九州との繋がりが感じられる展覧会でした。
展示作品の中では、福岡に所縁がある元寇を描いた「蒙古襲来絵詞」、美しい動植物画で有名な伊藤若冲の「動植綵絵」等が印象に残りました。
皇室は、日本最高のコレクターだなあと思いながら見て廻りました。(^^)
グリーン参る
2022/07/05 - 編集済み私は残念ながらこの展覧会をみる事ができませんでしたが、家内はこの時九州旅行をしており、この皇室の名宝展を見る事ができました。家内の祖父は別府で竹細工職人をしていたのですが、今回の展覧会で佐藤竹邑斎さんという名人の作品に出合い、興奮して札幌に帰って来ました。
佐藤竹邑斎(ちくゆうさい)さんは、大分県生まれ高級花籠の名人として知られ、東京や京都でも籠の染色などを学び、大正15年(1926年)のフィアデルフィア万国博覧会では金賞受賞されています。20代で皇室に献上された作品が今回展示されたそうですね。結核で29歳という若さで亡くなり、作品数は大変少ないと聞きました。
bachbyggさんもご覧になられたことでしょう。
添付画像は彼の「網掛華鬘結長壺花籃」という作品だそうですが、若冲の絵は勿論素晴らしいですが、竹細工の名品を私も見てみたかったなぁと思います。
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bachbygg
2022/07/05コメント&添付写真ありがとうございます。奥様が九州でこの展覧会をご覧になり、しかも多少ともご縁のある方の作品を見られたということで、印象に残る展覧会になったのではと思います。私は国宝や重文の展示にばかり目が行ってしまい、佐藤竹邑斎さんの作品は見ていないと思います。せっかく展覧会を見に行っても、予備知識なく見逃してしまうと、見に行っていないのと同じですね。反省です。(^^;)
グルーン参るさんは、日本の伝統芸術にも大変お詳しいように思いますので、また同様の展覧会に行った際にコメント頂けると嬉しいです。
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グリーン参る
2022/07/05 - 編集済みこの展覧会ではありませんが、ここから入りますと図録のPDFが見られ、佐藤竹邑斎さんの傑作と出会えます。
https://www.kunaicho.go.jp/culture/sannomaru/zuroku-38.html
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グリーン参る
2022/07/05これを見る限り竹工芸の人間国宝の方より佐藤竹邑斎さんの技量の方がかなり上のような気がします。今もこれ程の腕を持つ職人さんはいらっしゃるのでしょうか。
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bachbygg
2022/07/06ご連絡頂いた宮内庁のウェブサイトを見てみました。仰せの通り、佐藤竹邑斎さんの作品は緻密で精巧で、竹工芸とは思えない素晴らしい仕上がりですね!大分県立博物館にも収蔵品があるようですので、機会があれば是非見てみたいです。佐藤竹邑斎さんの事を知ることができて、大変勉強になりました。ありがとうございました。
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グリーン参る
2022/07/06bachbyggさん、
お返事ありがとうございます。
家内も私もそれまで佐藤竹邑斎さんのことを全く存じ上げませんでした。早世されましたので、まさに「伝説の名人」ということなのだと思います。家内はこの作品の前で身動きが取れない程の強い衝撃を受けたと言っていました。彼の作品の前には多くの人が集まっていたそうです。
昨年末、この作品の影響もあって夫婦で別府を訪れ、竹工芸の名作を見てまいりました。家内の祖父の作品にも佐藤竹邑斎さんに似たものがあり、恐らく祖父も影響を受けた一人なのだと思われます。
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bachbygg
2022/07/07既に大分の収蔵品もご覧になられたということで、彼の作品に対する奥様の熱意が感じられました。時代を経ても見る人を感動させる力、それが職人の力量だと思います。若くして皇室に作品を献上したり、海外で評価された佐藤さんは、多くの竹細工師のレベルを超越していたのかもしれません。早世したのが残念です。
とても良いお話ありがとうございました!
事前によく下調べして見に行けば良かったと今は後悔しています。こんな素晴らしい作品を見逃すなんて、チコちゃんに怒られそうです。(笑)
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