幕末から明治初期 五寸 四段重紐付き 「唐錦」

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幕末から明治の製作と思われる四段重です。五寸サイズの小型のものです。紐、箆を使った「唐錦」という模様です。一番下に上の四段を載せる脚付きの台があり、真田紐のような紐を通して固定する優れものです(持ち運びが簡単でこぼれっづらい)。
画像4枚目でも分かる通り、箱板の薄さに驚かされます。この作品は製作から150年は経過していると思いますが、「全く狂いが無い」ということが当時の若狭塗の高い品質を物語っています。

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