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1970年代製作 ブックバインダー製サドルシューズ
1970年代前半の製作と思われるバーガンディーのサドルシューズです。ペットネームは分かりません。インソックのロゴはロンドン、ニューヨークの二都市。ブックバインダー製ですが、腰裏の文字が消えているのでラストは不明です。セミスクエアトゥで73ラストかもしれません。サドルにはバンチングが入ったスマートな木型です。 長らくこの靴を探していましたが、なかなかマイサイズがなく、ようやく最近入手することが出来ました。春先は活躍しそうです。
グリーン参る
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1991年頃製作 マスターロイド チェスナッツドーバー
1991年頃製作のマスターロイドのドーバーです。1992年に私は仕事の関係で1年間秋田市に住んでいましたが、市内のセレクトショップでセールで35000円で売られていたこのドーバーをたまたま見つけて購入しました。 フレンチカーフと思われるキメの細かいアッパー、ラストは32です。アウトソールの刻印は筆記体です。 購入から30年以上経過していますのでそれなりに草臥れてきましたが、目立ったクラックもなくしっかり活躍しています。
グリーン参る
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1986-1987年頃製作 フォスター別注 スタッグスエード製 バンチドキャップトゥ
1986-87年頃製作のフォスター別注のスタッグスエード製パンチドキャップトゥです。カドガンから爪先部分のメダリオンをなくしたもので、以前は「321」という型番が与えられていたスタイルです。スタッグはややグレー掛かった毛足の短めのものです(画像6)。ラストはセミスクエアの88。アウトソールの刻印は大きなブロック体で、ヒールトップはラバー無しの一列化粧釘のみです。 私の大好きな88ラストなので、出番は多めになっています。
グリーン参る
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1988-1989年頃製作 ポール・スチュワート別注 バークレー
1988-1989年頃製作のポール・スチュワート別注のダークオークのバークレーです。アッパーにはフレンチカーフと思われる、なめらかで艶のある素晴らしい革が使われています。ラストはラウンドトゥの202。カンヌキ留めも大変丁寧に縫われています。アウトソールの刻印は大きなブロック体で、ソール周りにはポール・スチュワート別注によく見られる「唐草」が認められます。 何の変哲もない普通の靴ですが、だからこそ飽きが来ないでいつまでも履くことが出来ます。
グリーン参る
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2000年製作 ニュー&リングウッド ロシアンカーフ製セミブローグ
2000年製作のニュー&リングウッドのロシアンカーフ製セミブローグです。私は1989年のブルータスで「ロシアンカーフ(トナカイの革)」でここが靴を作っていたことを知っていました。しかし、雑誌の中でカネーラさんが「再びこの革で靴を作ることは考えていない」と言っていたので、2000年の時点でロシアンカーフで靴は作っていないと思っていたのです。 しかしネットでここのHPを見ると、ローファー、セミブローグ、ノルヴィージャンの三型をロシアンカーフで製作していました。本当であればロンドンに行って注文したいのですが、そんな時間もお金もありません。メールで私のフットプリントをお送りし、セミブローグの製作をお願いしました。待つこと4か月、箱を開けると麝香のような甘い匂い。これはロシアンカーフに使われた白樺オイルの匂いです。出来上がった靴を履いてみて私の足にピッタリだったときの喜びを今もはっきり覚えています。奇をてらったところのないラウンドトゥ、アイレットはフレア気味に作られており、オリジナルのこの平紐が採用されています。アップの画像ではダイヤモンドグレインがはっきりと確認できます。 腰裏の文字からはクロケットの職人さんたちが作った靴のようです。ソールもクロケット製のものと同じです(ですので滑りやすいです)。ただ注文してから製作に入るので、カッティング、ミシン縫いなど、それぞれかなり面倒くさいものだったと思われます。 https://muuseo.com/shinshin3/diaries/7
グリーン参る
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1988-1989年頃製作 ケント&カーヴェン別注 スタッグ製チェルシー
1988-1989年頃製作のKENT&CURWEN別注、スタッグスエード製のチェルシーです。ケント&カーヴェンは英国サリーにあるトラッドメーカーです。グリーンには80年代後半に別注を掛けていました。 スタッグとしては毛足は短めですが、素晴らしく滑らかな別珍風の手触りで指で軽くなぞるとその跡が残ります。濡れたようなしっとりとした肌触りで、まさに最高の素材でした。ラストはセミスクエアの88でシェイプも文句なしに美しいです。カンヌキもとても丁寧な仕上がりです。アウトソールの刻印は太めのブロック体です。 ところで別注物のインソックには、この靴のように「expressly for~」と他に「especially for~」の二種類の記載があります。意味としては「特別にグリーンに作らせた~」ということだと思うのですが、両者の微妙な違いがお分かりの方がいらしたら是非お教え下さい。宜しくお願い致します。
グリーン参る
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1988-1989年頃製作 ダブルモンク ウェストミンスターⅡダークオーク
1988-1989頃製作のダークオークのウェストミンスターⅡです。ウェストミンスターは履き口が狭いので、靴べらを慎重に使って履きます。バックルは外しません。「面倒臭い」というのも勿論ありますが、ベルトの革が華奢なので何度もここを外したり嵌めたりするとすぐに革が傷んでしまいます。ラストはセミスクエァの88で、この靴との相性は抜群です。インソックはMADE BY~のロゴ、アウトソールの刻印は大きなブロック体です。 カーフがかなり草臥れた状態になってきているので、そろそろ水洗いしてリフレッシュさせようかと思っています。
グリーン参る
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1960年代製作 エラスティックスリッポン エイコン
1960年代製作と思われるエラスティックスリッポンです。「929」という黒のエラスティクスリッポンと非常によく似ていますが、タン部分の両側にステッチがありません。色はチェスナッツより黄色みの強いエイコンカラー。ラストは幅広スクエアトゥの70です。インソックはMADE BY~のロゴ。 60年前後経ったカーフは厚みがありますが、ツヤが素晴らしく非常に上質です。ソールはシングルのhiddenチャネルソールです。 画像6でお分かりの通り、前半部はアンラインドになっていますので、返りがよく履きやすい靴になっています。 https://muuseo.com/shinshin3/items/397
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1988-1989年製作 ポールセンスコーン別注外羽根セミブローグ
1988-1989年頃製作のポールセンスコーン別注の外羽根セミブローグです。このスタイルはポールセンスコーンオリジナルだと思われます。アッパーは毛足の短いややざらざらしたスエードです。ラストは細身のラウンドトゥの32です。この靴には画像のココア色の他、マスタードイエローの二色があります。 アウトソールの刻印は大きなブロック体です。
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1960年代製作 ワイルドスミス別注 アンラインドローファー
1960年代の製作と思われるワイルドスミス別注のアンラインドローファーです。ラストナンバーの記載はありませんが、幅が広めのラウンドトゥです。アンラインドのアッパーは極めて軽く、つっかけ代わりに使えます。モカ縫いはハンドステッチのパラレルです。ヒールトップはラバー無し一列の釘打ちです。
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60年代製作 トリッカーズ クロコダイルスリッポン黒
1960年代の製作と思われるトリッカーズの黒のクロコダイル製スリッポンです。このコレクションルームにある茶のクロコダイルと全く同じ靴です。茶と同様に良質のクロコダイルが使われており、劣化はほとんど見られません。アッパーのステッチも大変細かく丁寧です。 パッと見、スマートな靴には見えませんが、手入れも乾拭きだけで輝きが保たれ、とても履きやすい靴です。
グリーン参る
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1940年代製作 TOM HILL ビスポークセミブローグ
1940年代製作と思われるTOM HILLのビスポークセミブローグです。アッパーは少し厚めのパテントレザーです。ラウンドトゥですが、爪先の縦方向に伸びるメダリオンがシャープさを増しています。アイレットはフレア気味ですが、前後の間隔が狭いのは私好みです。ソールはかなり薄く、全体にフォーマル感の高い靴に仕上がっています。コバは控えめで、細かいウィールが入っています。ヒールの細かい化粧釘打ちも非常に丁寧です。 「古いものが無条件に素晴らしい」と言うつもりはありませんが、それでもやはりこの靴はキレイで素晴らしいシェイプです。
グリーン参る
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1988-1989年頃製作 カンタベリー黒
1988-1989年頃製作のカンタベリーです。アデレードスタイルの美しいパンチドギャップトゥです。キャップトゥほど堅苦しくなく、フルブローグほどくだけていないよい塩梅です。黒のカーフはフレンチカーフだと思われます。拡大した革の画像でも上質なのが一目瞭然です(画像7)。この靴のラストは202ですが、カンタベリーのラストには「ラウンドトゥの202」と「セミスクエアトゥの88」の二種類がありました。 インソックはMADE BY~のロゴ、アウトソールは大きなブロック体です。 https://muuseo.com/shinshin3/items/195
グリーン参る
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1990-1991年頃製作 フルブローグスリッポン
1990-1991年頃製作のフルブローグスリッポンで、サドルはフルサドルになっています。非常に滑らかできめの細かいカーフで、おそらくドイツボックスではなくフレンチカーフだと思います。木型は甲が低く抑えられた184ラストです。タウンシューズとしては相当洒落た黒靴になっています。 インソックのロゴ、アウトソールの刻印はいずれも筆記体です。
グリーン参る
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1970年代製作 ブルックス別注エラスティックスリッポン
1970年代後半製作と思われるブルックス別注のエラスティック・スリッポンです。グリーンのカーフはもともと良質ですが、その中でもブルックス別注グリーンのアッパーはとびきり素晴らしく、この黒カーフもキメの細かさが凄いです。ラストの数字はありませんが、他のブルックスの靴と同じくTMの文字か腰裏に書かれています。ウィズCなのでかなり細いです。 トゥのメダリオンは羊を模したものになっています(画像6)。
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