ボロフスキー展

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JONATHAN BOROFSKY
1987年4月11日~6月7日
東京都美術館

ジョナサン・ボロフスキー (Jonathan Borofsky、1942年 - )はコンセプチュアル・アートから始まった美術家。その後、ミニマル・アートとランド・アートとポップ・アートを折衷させた様式へ到達。
最も有名なのは「1から無限へのカウンティング」で、数を1から順に毎日書くだけで作品にしてしまいました。1972年以降はコンセプチュアル・アートから、大きな空間を使ったランド・アートに変わりました。「Walking Man」は人が歩いた一コマを17メートルの巨大な彫刻に、また、「Walking to the Sky」は棒状の巨大なオブジェを人が登ってゆく一コマに凝縮したもの。いずれもコンピュータゲームの一コマを切り取ったかのような設計で、巨大な面積や体積がないと不可能な形態をとっていることから、極大や無限といった神秘に取り憑かれた本質は変わっていないようです。

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