マンダラ 〔出現と消滅〕展 西チベット仏教壁画の宇宙

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1980年7月19日~8月12日
西武美術館

マンダラは、密教の経典にもとづき、主尊を中心に諸仏諸尊の集会(しゅうえ)する楼閣を模式的に示した図像。ほとんどの密教経典は、その思想をマンダラの構造によって表し、その種類は数百にのぼります。古代インドに起源をもち、中央アジア、日本、中国、朝鮮半島、東南アジア諸国などへ伝わりました。今日でも、密教の伝統が伝存するチベット、ネパール、日本などでは盛んに制作されています。

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