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狭き門/ジッド
新潮文庫
アンドレ・ポール・ギヨーム・ジッド(André Paul Guillaume Gide, 1869年11月22日 - 1951年2月19日)は、フランスの小説家。作品には、生涯の妻であったマドレーヌの影響が色濃く、『背徳者』、『狭き門』などに彼女を思わせる女性が登場しています。 1945年にゲーテ勲章授与。1947年にノーベル文学賞を受賞しましたが、1951年、パリで没後、著作はローマ教皇庁により、禁書に認定されました。
『狭き門』(La Porte étroite)は、1909年に書かれた小説で、タイトルは、新約聖書のマタイ福音書第7章第13節にあらわれる、イエス・キリストの言葉「狹き門より入れ、滅にいたる門は大きく、その路は廣く、之より入る者おほし。」に由来します。困難であっても多数派に迎合せず、救いにいたる生き方の喩え。