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東京奇譚集/村上春樹
新潮文庫 2007年12月1日発行 村上春樹の連作短編小説集。 本作の収録作品は「新潮」掲載直後から「ザ・ニューヨーカー」等の雑誌で英訳され始め、1年強の間に5編すべてが英訳されました。それらは現在、2006年7月刊行の短編小説集「Blind Willow, Sleeping Woman」(クノップフ社)で読むことができます。 収録作品 1.偶然の旅人 2.ハナレイ・ベイ 3.どこであれそれが見つかりそうな場所で 4.日々移動する腎臓のかたちをした石 5.品川猿
文庫本 新潮社 400円 2009年ts-r32
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雨天炎天/村上春樹
新潮文庫 1991年7月25日発行 村上春樹による紀行(ロードエッセイ)。 ギリシア編 副題は「アトス-神様のリアル・ワールド」 ギリシャのウラノポリからアトス半島に入り、ギリシャ正教における修道の中心地であるアトス山を周回する全4泊5日の行程について綴っています。 トルコ編 副題は「チャイと兵隊と羊-21日間トルコ一周」 イスタンブールから黒海沿岸を経由し、シリアとの国境に近いディヤルバクルに至る全21日間の行程について綴っています。
文庫本 新潮社 362円 2008年ts-r32
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ポートレイト・イン・ジャズ/村上春樹
新潮文庫 2004年2月1日発行 村上春樹文、和田誠画のエッセイ集および画集。 収録アーティスト チェット・ベイカー、ベニー・グッドマン、チャーリー・パーカー、ファッツ・ウォーラー、 アート・ブレイキー、スタン・ゲッツ、ビリー・ホリデイ、キャブ・キャロウェイ、チャールズ・ミンガス、ジャック・ティーガーデン、ビル・エヴァンズ、ビックス・バイダーベック、ジュリアン・キャノンボール・アダレイ、デューク・エリントン、エラ・フィッツジェラルド、マイルズ・デイヴィス、チャーリー・クリスチャン、エリック・ドルフィー、カウント・ベイシー、ジェリー・マリガン、ナット・キング・コール、デクスター・ゴードン、ルイ・アームストロング、セロニアス・モンク、レスター・ヤング
文庫本 新潮社 781円 2006年ts-r32
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村上ラヂオ/村上春樹
新潮文庫 2003年7月1日発行 村上春樹文、大橋歩画のエッセイ集。 マガジンハウスより刊行された。「anan」(2000年3月17日号 - 2001年3月3日号)に1年間連載されたコラムを加筆修正してまとめた「村上ラヂオ」シリーズの1作目。
文庫本 新潮社 400円 2003年ts-r32
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辺境・近境/村上春樹
新潮文庫 2000年6月1日発行 村上春樹の紀行。 1990年8月から1997年5月の間に巡った7つの旅について綴られています。 イースト・ハンプトン 作家たちの静かな聖地 1991年秋、ニューヨーク州ロングアイランドにあるイースト・ハンプトンを訪れた際の紀行。 無人島・からす島の秘密 1990年8月、新潮社の雑誌「Mother Nature's」に掲載するために山口県の無人島を訪れた際の紀行。 メキシコ大旅行 1992年7月、「Mother Nature's」に掲載するためにメキシコを約1ヶ月巡った際の旅行記。 讃岐・超ディープうどん紀行 1990年10月、文化出版局の雑誌「ハイファッション」に掲載するために香川県を訪れた際の主に讃岐うどんに関する紀行。安西水丸と行程を共にしており、作中には安西の挿絵が入ます。 ノモンハンの鉄の墓場 「ねじまき鳥クロニクル」第1部、第2部を刊行し、作中でノモンハン事件を取り上げた事で、文藝春秋の雑誌「マルコポーロ」に声を掛けられ、1994年6月に中国及びモンゴルを訪れた際の紀行。 アメリカ大陸を横断しよう 1995年6月、新潮社の雑誌「SINRA」に掲載するため、アメリカ合衆国の東海岸にあるボストンから車で西海岸にあるロサンゼルスまで、一部カナダを経由し、2週間以上をかけて巡った際の紀行。 神戸まで歩く 唯一雑誌に未掲載の文章。1997年5月に村上春樹の郷里である西宮から神戸の三宮までを2日間に渡って歩いて巡った際の紀行。
文庫本 新潮社 476円 2003年ts-r32
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神の子どもたちはみな踊る/村上春樹
新潮文庫 2002年3月1日発行 村上春樹の連作短編小説集。 「地震のあとで」という副題付きで『新潮』に連載された5編の短編と、書き下ろし短編1編を収録しています。 本書の登場人物達は皆1995年1月に発生した阪神・淡路大震災に間接的に関わっています。また地下鉄サリン事件との関連にも触れており、この短編集では以後の作品に出てくる「ある種の圧倒的な暴力」の片鱗を描いているといいます。 UFOが釧路に降りる アイロンのある風景 神の子どもたちはみな踊る タイランド かえるくん、東京を救う 蜂蜜パイ
文庫本 新潮社 438円 2002年ts-r32
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村上朝日堂/村上春樹
新潮文庫 1987年2月25日発行 村上春樹のエッセイ集。表紙は安西水丸。 「日刊アルバイトニュース」(1982年8月16日号 - 1984年5月21日号)連載のコラム「シティ・ウォーキン」、「ビックリハウス」1984年2月号掲載の「千倉における朝食のあり方」、同誌1984年3月号掲載の「千倉における夕食のあり方」、「GORO」1984年2月23日号掲載の「男にとって早い結婚はソンかトクか」などがまとめて収録されています。
文庫本 新潮社 320円 1987年ts-r32
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偉大なるデスリフ/C.D.B.ブライアン
村上春樹訳 1987年11月5日発行
書籍 新潮社 1500円 1987年ts-r32
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海辺のカフカ 下/村上春樹
2002年9月10日発行 村上春樹の10作目の長編小説。 ギリシア悲劇と日本の古典文学を下敷きにした長編小説で、フランツ・カフカの思想的影響のもとギリシア悲劇のエディプス王の物語と、「源氏物語」や「雨月物語」などの日本の古典小説が物語の各所で用いられています。 登場、引用する文化・風俗等 「流刑地にて」、「虞美人草」、「坑夫」、フランツ・シューベルト「ピアノソナタ第17番ニ長調」、「リトル・レッド・コルヴェット」、T・S・エリオット、「マクベス」、アントン・チェーホフ、スペイン内戦、「雨月物語」、「大人は判ってくれない」、「ピアニストを撃て」、マツダ・ファミリア、「マイ・フェイヴァリット・シングズ」
書籍 新潮社 1600円 2002年ts-r32
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海辺のカフカ 上/村上春樹
2002年9月10日発行 村上春樹の10作目の長編小説。 ギリシア悲劇と日本の古典文学を下敷きにした長編小説で、フランツ・カフカの思想的影響のもとギリシア悲劇のエディプス王の物語と、「源氏物語」や「雨月物語」などの日本の古典小説が物語の各所で用いられています。 登場、引用する文化・風俗等 「流刑地にて」、「虞美人草」、「坑夫」、フランツ・シューベルト「ピアノソナタ第17番ニ長調」、「リトル・レッド・コルヴェット」、T・S・エリオット、「マクベス」、アントン・チェーホフ、スペイン内戦、「雨月物語」、「大人は判ってくれない」、「ピアニストを撃て」、マツダ・ファミリア、「マイ・フェイヴァリット・シングズ」
書籍 新潮社 1600円 2002年ts-r32
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村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた/村上春樹
1996年5月24日発行 村上春樹のエッセイ集。イラストは安西水丸。 「SINRA」(1994年7月号〜1995年10月号)に連載されたコラムを大幅に加筆してまとめたもの。
書籍 新潮社 1800円 1996年ts-r32
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ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編/村上春樹
1995年8月25日発行 村上春樹の8作目の長編小説。 1991年、プリンストン大学に客員研究員として招聘された際、滞在1年目に1部と2部が執筆され、その後、加筆と推敲をあわせて、第3部までが出版されるまでに4年半が費やされています。初めて、戦争等の巨大な暴力を本格的に扱っている作品。 登場、引用する文化・風俗 「泥棒かささぎ」序曲 、ハーブ・アルパート、アレン・ギンズバーグ、キース・リチャーズ、「夏の日の恋」、アンディ・ウィリアムス、バート・バカラック、トヨタ・MR2、ダンキンドーナツ、オズモンド・ブラザーズ、「哀愁」
書籍 新潮社 2200円 1995年ts-r32
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ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編/村上春樹
1994年4月12日発行 村上春樹の8作目の長編小説。 1991年、プリンストン大学に客員研究員として招聘された際、滞在1年目に1部と2部が執筆され、その後、加筆と推敲をあわせて、第3部までが出版されるまでに4年半が費やされています。初めて、戦争等の巨大な暴力を本格的に扱っている作品。 登場、引用する文化・風俗 「泥棒かささぎ」序曲 、ハーブ・アルパート、アレン・ギンズバーグ、キース・リチャーズ、「夏の日の恋」、アンディ・ウィリアムス、バート・バカラック、トヨタ・MR2、ダンキンドーナツ、オズモンド・ブラザーズ、「哀愁」
書籍 新潮社 1700円 1994年ts-r32
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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編/村上春樹
1994年4月12日発行 村上春樹の8作目の長編小説。 1991年、プリンストン大学に客員研究員として招聘された際、滞在1年目に1部と2部が執筆され、その後、加筆と推敲をあわせて、第3部までが出版されるまでに4年半が費やされています。初めて、戦争等の巨大な暴力を本格的に扱っている作品。 登場、引用する文化・風俗 「泥棒かささぎ」序曲 、ハーブ・アルパート、アレン・ギンズバーグ、キース・リチャーズ、「夏の日の恋」、アンディ・ウィリアムス、バート・バカラック、トヨタ・MR2、ダンキンドーナツ、オズモンド・ブラザーズ、「哀愁」
書籍 新潮社 1600円 1994年ts-r32
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド/村上春樹
1985年6月15日発行 村上春樹の4作目の長編小説。装丁は司修。第21回谷崎潤一郎賞受賞。 全40章からなり、「ハードボイルド・ワンダーランド」の章と「世界の終り」の章が交互に進行し、それぞれ世界を異にする一人称視点(「私」と「僕」)で描かれる自伝的小説。 「ハードボイルド・ワンダーランド」の章は、暗号を取り扱う「計算士」として活躍する私が、自らに仕掛けられた「装置」の謎を捜し求める物語。 「世界の終り」の章は、一角獣が生息し「壁」に囲まれた街(「世界の終り」)に入ることとなった僕が、「街」の持つ謎と「街」が生まれた理由を捜し求める物語。 登場、引用する文化・風俗 ボブ・ディラン、「ダニー・ボーイ」、モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番・第24番」、レイモン・ルフェーブル、アントン・ブルックナー、ウィリアム・シェイクスピア、「キー・ラーゴ」、「時の旅人」、「静かなる男」、ジャン=リュック・ゴダール、イワン・ツルゲーネフ、「ストリートファイター」、「イージー・ライダー」、カリーナ1800GT・ツインカムターボ、「カラマーゾフの兄弟」
書籍 新潮社 1800円 1985年ts-r32