ロンサム・カウボーイ/片岡義男

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角川文庫

片岡 義男(1939年3月20日 - )は、日本の小説家、エッセイスト、写真家、翻訳家、評論家。早稲田大学法学部在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、1974年『白い波の荒野へ』で小説家としてデビュー。翌年には『スローなブギにしてくれ』で野性時代新人文学賞を受賞し、直木賞候補となります。1970年代後半からは「ポパイ」をはじめとする雑誌にアメリカ文化や、サーフィン、ハワイ、オートバイなどに関するエッセイを発表する傍ら、角川文庫を中心に多くの小説を発表。またFM東京の深夜放送番組「FM25時 きまぐれ飛行船〜野性時代〜」のパーソナリティを務めた他、パイオニアから当時発売されていたコンポーネントカーステレオ、「ロンサム・カーボーイ」のテレビCM のナレーションを担当したりと、当時の若者の絶大な支持を集めました。
代表作である『スローなブギにしてくれ』、『彼のオートバイ、彼女の島』、『メイン・テーマ』、『ボビーに首ったけ』は角川映画で、また『湾岸道路』は東映で映画化されています。

『ロンサム・カウボーイ』(1975年)
夢みたいなカウボーイなんてどこにもいない。でも、自分の心と体で新しい伝説を創りだす男たちはいる。長距離トラックの運転手、巡業歌手、サーカス芸人、ハスラー……。現代アメリカに生きる〈カウボーイ〉たちの日々を描きだした14の連作小説。

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