怖るべき子供たち/コクトー

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角川文庫

ジャン・コクトー (Jean Cocteau, 1889年7月5日 - 1963年10月11日) は、フランスの芸術家。詩人、小説家、劇作家、評論家として著名であるだけでなく、画家、映画監督、脚本家としての活動も行っており、その多彩さから「芸術のデパート」とまで呼ばれました。ダダやシュルレアリスムと相互に影響はありましたが、運動には参加せず、むしろ対立も多かったようです。
親交があった人々:ニジンスキー、ココ・シャネル、ストラヴィンスキー、モディリアーニ、サティ、ピカソ、プーランク、藤田嗣治

『恐るべき子供たち』(Les Enfants Terribles)は、1929年、アヘン中毒治療の入院中に書いた中編小説。エリザベートとポールの姉弟2人だけで暮らす世界が、ダルジュロスという美しい少年との出会いで崩壊して行く物語で、古典文学の悲劇を思わせる作品。

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