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仮面の告白/三島由紀夫
新潮文庫
三島 由紀夫(1925年1月14日 - 1970年11月25日)は、日本の小説家・劇作家・随筆家・評論家・政治活動家・皇国主義者。戦後の日本文学界を代表する作家の一人であると同時に、海外においても広く認められた作家で、『Esquire』誌の「世界の百人」に選ばれた初の日本人です。代表作は小説に『仮面の告白』『潮騒』『金閣寺』『鏡子の家』『憂国』『豊饒の海』など、戯曲に『近代能楽集』『鹿鳴館』『サド侯爵夫人』などがあります。修辞に富んだ絢爛豪華で詩的な文体、古典劇を基調にした人工性・構築性にあふれる唯美的な作風が特徴。
『仮面の告白』は、2作目の長編小説で、初の書き下ろし小説。大きな成功をおさめた代表作で自伝的作品でもあります。人と違う性的傾向に悩み、生い立ちからの自分を客観的に生体解剖していく「私」の告白の物語。