奥の細道シリーズ 大垣 蛤

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奥の細道シリーズ切手
第10集
大垣

蛤のふたみに別行秋ぞ
芭蕉は陰暦八月二十日過ぎに大垣に着き、そこで「奥の細道」の旅は終わりました。しかし漂泊の人芭蕉はさらに旅を続けます。この句は大垣の人々への留別の句であり、「奥の細道」の結びの句でもあります。大意は「蛤の蓋と身が離れにくいように、私にとって別れがたい大垣の人々だが、ここに別れて私は伊勢の二見が浦を見に行く。折から季節も秋が行こうとしており、別れのさびしさが一層身にしみて感じられることだ。」

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