中部山岳国立公園

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第2次国立公園シリーズ
中部山岳国立公園
立山
1972年8月10日発行

中部山岳国立公園は、長野県、岐阜県、富山県、新潟県にまたがる飛騨山脈(北アルプス)を中心とした国立公園。1934年指定。
上高地、乗鞍高原などの高原や穂高岳や立山などの3,000メートル級の山々があります。
長野県道24号上高地公園線の釜トンネルが開通しバスが運行されるようになると、多くの一般の観光客が上高地を訪れるようになりました。
立山は富士山と白山と共に日本三霊山(日本三名山)であり、古来から信仰対象の山として富山県側から登拝されていました。1971年に黒部立山アルペンルートが全線開通すると、ルート周辺には多くの観光客、立山周辺の山々に多くの登山者が訪れるようになりました。標高およそ2,500 m付近が森林限界の高山帯で、白馬岳などの北側ほど森林限界の標高が下がり、ハイマツや高山植物が分布しています。標高およそ1,500 mから2,500 mにかけてが亜高山帯となっています。
乗鞍岳の北西山麓の五色ヶ原では、インタープリター同行者のみの入山規制が行われています。

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