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新宿 DIG DUG  物語    中平 穂積さん

新宿 DIG DUG  物語    中平 穂積さん

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1961年 新宿東口「二幸」(現ALTA )裏の4階建てのビルの3階。
父親から資金援助を受け、150万円(現在の3000万~4000万ぐらい?)で、「DIG」オープン。
大学生の頃から民芸品や古い時計が好きだった
最初に手に入れたのはイングラハムの四つ丸(ダルマ)。
DIGで古時計を掛けると、間もなく「木馬」でも掛けるようになった。 
その内、ジャズ喫茶では古時計が当たり前のようにどこの店でも掛けるようになった 馴染になった骨董屋に毎日のように持込まれて、最大700個まで行ってしまった。

画像は、氏撮影のマイルス・デービスのアルバムから。 

スイングジャーナルにJazz評論を執筆していた、植草甚一氏から父性的なbackup を受ける。  
「和歌山から出てきた日芸写真学科出身の中平穂積さんと言うジャズ好きの青年が、二幸の裏にジャズ喫茶をつくったよ」と記事にしてくれる。
話題の店となって、1964年には「DIG」ブームに!!・・・・「新宿 DIG DUG 物語」より。

1964年は、東京オリンピックの年。
代々木国立競技場の喧騒が、桑沢デザイン研究所で人生のスタートに戸惑っていた田舎出の若者の尻をポンと蹴り上げた。

「ジャズ的に生きる」「ジャズの感覚で毎日を暮らす」が憧れのライフスタイルになった・・・・
「DIG」の感覚で・・・・