カルピス喫茶店「カピー」のマッチラベル

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昭和8年、新宿にオープンしたカルピスのアンテナショップ「カピー」のマッチラベル。
一応、喫茶/軽食の店のはずですが、「花入香水」とか「婦人サロン」といった文言も載っているので、飲食以外のコーナーも併設されていたと思われますが、現・アサヒ飲料のカルピスの歴史コーナーにも喫茶店としか書かれていないので、詳細は不明です。
翌年には2号店が井の頭公園内に開設されたそうです。

カルピス以外に記されている「567」という数字は電話番号でも所番地でも値段でもなく、こちらもレッキとしたカルピスの商品名で「ゴロナ」と読みます。
今でも勢力増強のサプリやドリンクに使われる「ガラナ」を数字で語呂合わせしたもので、用途は今と同様に滋養強壮でした。
広告には「強心補精美味飲料」「ブラジル特産ガラナ」「一杯で疲労を快復」などの文言が並んでおり、発売されたのは昭和7年でした。
途中で販売中止になったようですが、社史データベースによると、昭和37年に一度は販売が再開されたようです。

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