corniche type case carriage clock the case style #11
新橋駅地階にあった古典屋で、私が最初に手に入れたcarriage clock が、corniche(コーニス)type でした。
carriage clock のケース・スタイルに於いて、 corniche(コーニス)type
が数量的にもも多く、それ故に一般的な意匠と言えるでしょう。
1880年頃から受け入れられてきたプレーンで質実なモデルです。
carriage clock は、Parisや、Frenche-comte(フランシュ・コンテ)、Saint-Nicolas-d’Aliermont(サン・ニコラ・ダリエモン)などの、
時計産業の盛んな産地で、 往時 量産されていました。
ハンドルの形態や、細身でプレーンな ボデイが、量産に適していたのでしょうが、
コレクターには、聊かものたらないのですね。