JEAN COCTEAU ジャン・コクトー(1889-1963)
芸術のジャンルを軽やかに横断し、無数の作品を残したジャン・コクトー
1889年、パリ郊外の裕福な家庭に生まれる。
9歳で父の自殺に見舞われる。
少年時代には男子への片想いを経験。
青年時代から社交界に出入りし才気あふれる詩人として頭角をあらわす。
ジャンルを問わない前衛作家として驚異の夢を紡ぎつづける。
小説の代表作に『大胯(おおまた)びらき』、『白書』、『恐るべき子供たち』など
デアギレフ、ニジンスキー、ピカソ、サティ、ジュネ、ヴィアン、トリュフォーらとの交際でも知られる。
第二次大戦後は『双頭の鷲』や『オルフェ』など映画制作にも携わる。
1963年、親友エディット・ピアフの訃報(ふほう)で心臓発作を起こし、74歳で死去。
親交のあったモジリアニが描いた J,コクトーの肖像画 です。