• Animals 08
  • 0318 Museum
  • 183F 「フェルナンド・ボテロ  ふくよかな魔法」  Bunkamura ザ・ミュージアム ‘22.04~07
「フェルナンド・ボテロ  ふくよかな魔法」  Bunkamura ザ・ミュージアム ‘22.04~07

「フェルナンド・ボテロ  ふくよかな魔法」  Bunkamura ザ・ミュージアム ‘22.04~07

2

Fernando Botero(1932~ 2023) コロンビアの画家・彫刻家。 
〝最もコロンビア人らしい芸術家"と呼ばれる。
1950年代後半から欧米で高く評価され、今日では現代を代表する美術家の一人に数えられている。
ボテロに注目が集まったのは1963年、ニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダビンチの「モナリザ」が展覧されたとき、
モダンアートの殿堂 ニューヨーク近代美術館(MOMA)のエントランスホールにボテロの「12歳のモナリザ」が展示されたことから始まる。
「12歳のモナリザ」は、次項に記載しました。

ボテロ作品を特徴づけているのは、あらゆる形が膨らんでいるということ。
彼のモチーフは、人物も動物もふくよかで、果物は熟れきっているかのように膨らみ、楽器や日用品さえも膨張している。
ボリュームを与えられた対象には、官能・ユーモアやアイロニーなど複雑な意味合いが含まれ、見る人の様々感覚に力強く訴えかけてくる。
それはボテロの独特の「魔法」ともいえるもので、世界中で注目され続ける理由がそこにある。

Default