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  • 175F 倉俣史朗のデザイン   記憶の中の小宇宙
倉俣史朗のデザイン   記憶の中の小宇宙

倉俣史朗のデザイン   記憶の中の小宇宙

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「倉俣史朗のデザイン 記憶の中の小宇宙」が世田谷美術館で開催されている。
造花のバラを透明アクリル樹脂に閉じ込めた「ミスブランチ」、
板ガラスを組み合わせただけの「硝子の椅子」、
大きさを少しずつ変えつつ格子状に49個並ぶ「引出しの家具」、
7本の針を持つ「時計」

一目見た時に驚きがあり、そして笑みがこぼれ、
しばらくしてその機能がきちんと保持されていることに気づく
倉俣史朗(1934 - 1991)は、このような一風変わった家具と数多くの特色あるインテリアデザインを手掛けた。

が、あくまで自らの美学と感性を表現したものが多かった。
倉俣が生涯追求したのは、「夢心地」だった。
日常の空間に、重力から解放されたかのような浮游感覚を持ち込み、
夢の世界〈記憶の中の小宇宙〉を現出させることだった。


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