江戸切子の技術を受け継いだ硝子の時計 精工舎 宮形置時計
江戸切子の技術を受け継いだ硝子の時計
大正末期から昭和14~15年にかけて硝子の置時計が家庭でもてはやされた。
山口 勝旦氏の著書「江戸切子」に、江戸切子の技術を継承した八重田硝子研磨工場などが、
精工舎のガラス時計の研磨を手掛けたことが、詳しく記述されています。
昭和5年の精工舎のカタログによると、青硝子、水硝子、緑硝子、 砡白硝子、のカラーバリエーションが有ります。
しかし、各個体により濃淡などの色味に違いが有ります。 特に緑硝子は同一の色味は殆どありません。