カルティエ ディアボロ CARTIE DIABOLO
ブレゲが、22歳でパリに時計店を開き、王侯貴族に愛され
成功したと書きました序でに、同時代の名店をもう一つ。
「王の宝石商、宝石商の王」
彼のイギリス国王エドワード七世からカルティエ(Cartier)へと贈られた言葉です。
カルティエは1847年にパリで宝石細工師のルイ・フランソワ・カルティエが設立した宝飾店
1859年にはイタリアン大通りに移転。
ナポレオン三世の妻ウジェニー皇后が顧客となる。
19世紀のカルティエは、
古典から着想を得たデザインや花や動物のモチーフを、
ゴールドやカラーストーンで華やかに表現した。
1898年、パリのヴァンドーム広場・ラ・ぺ通りに本店を移転。
創業者の子息 ルイが共同経営者となる。
彼こそが カルティエ伝説の骨格を形成した人物である。