ガウディとサグラダファミリア展 人間は創造しない。人間は発見し、その発見から出発する
2005年に世界文化遺産として登録されたスペインの「サグラダ・ファミリア」を含めたアントニ・ガウディの作品群は、
日本人である私たちにとっても一度は目にしたい建築物の一つである。
1882年の着工から完成まで300年ほどはかかるというスケールの壮大さに誰もが圧倒され、
完成した姿を想像しては悠久の時の流れに思いを馳せる、
いわばロマンの建築である。
2010年にはローマ法王ベネディクト16世の献堂式が行われ、
サグラダ・ファミリアは着工から128年目にして、未完ながら正式な教会となった。
それとともに聖堂の内部も公開され、
今では毎年320万人以上が訪れる世界有数の観光名所として君臨し続けている。
竹橋の東京国立近代美術館で、「ガウディとサグラダファミリア展」
9月10日まで 3ヵ月に及ぶロングランです。