戦争と武蔵野X 映像資料から見るB‐29
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軍需工場が度々空襲を受けた東京武蔵野市の市立歴史館で、B—29をテーマにした企画展が開かれている。
目玉は米国立公文書館で発掘した1944年の映像資料だ。
8月28日付 日経:春秋欄を見て、武蔵野市ふるさと歴史館を訪れました。
広島と長崎に原爆を投下したB—29が、どんな爆撃機だったのかを知りたかったからだ。
アメリカ・ボーイング社が第二次世界大戦中の1942年9月に完成した4発の長距離用爆撃機。
2430馬力発動機4基、最大速度576㎞/時、航続距離5230㎞(爆弾2t搭載時)、最大爆弾搭載量9t(長崎の原子爆弾は 4.5t)、飛行高度9,000 m
機体全長30m 全幅43m
1944年6月から戦闘に投入され、日本本土の軍事施設を破壊するとともに、都市に対する無差別爆撃を行い、戦局に大きな影響を与えた。
生産数は3970機。
戦後もアメリカ空軍の主力戦略爆撃機として使われ、朝鮮戦争にも参加した。