アマゾンで中古DVDが1円だった

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1931年のドイツ映画「制服の処女(Mädchen in Uniform)」の広告マッチ。
極めて貴重です。

厳しい寄宿舎生活を送る女生徒たちと、彼女らのあこがれの存在であり恋愛の対象でもあった女性教師・ベルンブルク先生とのお話・・・っていうと簡単だけど、いやらしい意味でなく、人によっては悶える内容の映画です。
俗に、世界初の百合映画とも。

主演はドロテア・ウイーとありますが、現状での表記ではドロテア・ヴィーク。

上演は神保町2丁目に大正11年に開業した東洋キネマ。
関東大震災で焼失し昭和3年に再建された、その筋では極めて有名な近代建築。
バブル期にいろいろあって、平成4年に解体されるまで残ってました。

外観等は「東洋キネマ」で検索すれば8ミリフィルム撮影の動画含め、多数ヒットします。

#マッチラベル
#戦前
#洋画

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    nutotsuka

    2020/07/20

    これは珍しいですね。戦前のドイツ映画はハリウッドを凌駕した時代もあり、レベルが高いですよね。

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      showa_express

      2020/07/21

      ウーファの映画ですね。
      メトロポリスが特に有名ですが、「会議は踊る」「嘆きの天使」なんかは随分前に見た記憶があります。

      広告マッチの世界では、洋画だけでなく、たとえばテレフンケンのスピーカーやアグファのフイルム、バイエルのアスピリンなど、当時輸入されていたドイツ製品のものをそれなりに見かけます。

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