奥の細道シリーズ 仙台

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奥の細道シリーズ切手
第4集
仙台
あやめ艸足に結ん草鞋の緒
仙台に着いた芭蕉は、板木彫刻を業とする北野屋加右衛門と知り合い、仙台の名所歌枕を案内してもらいました。芭蕉が仙台を出立する前の晩、加右衛門は芭蕉の宿へ来て乾飯一袋と草鞋を二足くれました。句の大意は「端午の節句の名残りで、家々の軒端にはまだあやめが葺いてあるが、一所不住の自分はせめて草鞋の緒にでもあやめ草を結んで旅中の無事を祈ろう」。

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