金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った/安部芳裕

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徳間5次元文庫
初刷:2008年9月30日

環境問題も貧富の拡大もすべては金融システムの歪みが原因です。「利子」は本来は存在しません。この架空の数字の発明によって奪い合いの椅子取りゲームが始まり、無限の借金ループとなるのです。さらに銀行家たちは政府の通貨発行権を巧妙に奪い、濡れ手に粟の儲けを出しています。こうして私たちは知らないうちに支配者層に搾取されているのです。(カバー裏表紙より)

安部 芳裕(1964年 - )は社会活動家、作家。地域通貨(コミュニティ通貨)を利用した相互扶助グループ「レインボーリング」(1999年)の創始者。講演や体験型ワークショップを全国の自治体・商店街・商工会・大学・NPO・NGOなどで数多く行い、その実践もサポートしてきました。2007年にロスチャイルド家をはじめとする国際金融資本に対抗するネットワーク「反ロスチャイルド同盟」を立ち上げますが、現在は活動休止中。執筆、講演等で持続可能な自立型経済の構築をテーマに情報発信しています。2009年、『金融崩壊後の世界』共著者である佐々木重人が衆議院議員総選挙に出馬した際に応援。この時、佐々木重人は日銀を廃止し、通貨を日本政府が発行することで、通貨発行権を国民の手に取り戻し、お金の問題の根本的解決を図るという政策は掲げました。2012年からプロジェクト99%を立ち上げ、「99%の人のための社会を創ろう」と活動しています。2015年には、「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」の呼びかけ人の一人となりました。

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