剣山国定公園

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国定公園シリーズ
剣山国定公園
剣山
1973年2月20日発行

剣山国定公園は石鎚山と並ぶ四国の主峰である剣山を中心とした剣山地にある国定公園。1964年指定。
徳島県を中心としますが、一部は高知県の山も含まれます。剣山や三嶺を中心とした山岳地帯のほか、祖谷渓や大歩危、小歩危を中心とした渓谷も見所です。
剣山地は自然が豊富に残っており、特に徳島県南部の高の瀬峡は県下有数の景勝地として知られています。そのほか山麓には無数の渓谷が見られ、つるぎ町の一宇峡、高知県側の別府峡などの景勝地があります。
祖谷渓は15kmに亘る断崖絶壁で、また近辺は平家の落ち武者が隠棲したといわれる隠田集落で著名であり、秋山郷や椎葉、五箇山、五家荘などと共に国内有数の秘境となっています。大歩危・小歩危は国内有数の急流で知られ、カヌー競技や急流下り体験で有名です。

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