小林古径「髪」

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切手趣味週間
1969年

小林 古径(1883年2月11日 - 1957年4月3日)は、大正~昭和期の日本画家。1922年から前田青邨と共に渡欧留学。翌年、大英博物館で中国・東晋の名画「女史箴図巻」を模写、「蚕の吐く糸のような」と評される線描が特色のこの中国古典を研究することによって、東洋絵画の命である線描の技術を高めました。

「髪」は、線描の特色をいかんなく発揮した名作で、簡潔に力強く描かれた線と単純な色彩で、髪の毛一本一本や美しく縁取られた顔の輪郭、半裸の女性の体温や皮膚の柔らかい感触まで、繊細に描き出しています。裸体画として、日本で初めて切手のデザインとなりました。

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