伊勢志摩国立公園

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第2次国立公園シリーズ
伊勢志摩国立公園
宇治橋
1964年3月15日発行

伊勢志摩国立公園は、三重県志摩半島一帯からなる国立公園。1946年に指定。リアス式海岸と温暖な気候による植生と英虞湾、的矢湾、五ヶ所湾など深い入り江がが特徴。
日本の国立公園の面積の約60%が国有地ですが、鳥羽市・志摩市の市街地のほかに神路山などの伊勢神宮の宮域林5,500haを含む伊勢志摩国立公園では90%以上が私有地です。生活圏と重なるため、最も人口が多い国立公園です。
内陸部は伊勢神宮の神宮林のジングウスギや常緑広葉樹と針葉樹の成す針広混交林や国の天然記念物に指定されている「暖地性シダ群落」などの貴重な自然が残っており、山中にはシカ・イノシシ・ニホンザルなどが生息しています。
沿岸部はハマユウ・ハマナデシコなどの暖地性海浜植物が咲き、ウミネコ・セグロカモメなどの海鳥が見られ、カモメは鳥羽市の鳥に指定されています。

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