阿蘇国立公園

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第2次国立公園シリーズ
阿蘇国立公園
城山からの阿蘇五岳
1965年6月15日発行

阿蘇国立公園は、熊本県と大分県にまたがる、九州中央部に位置する国立公園。1934年に指定。
阿蘇山と、大分県にあり九州本土最高峰の中岳を有する九重連山を中心とする国立公園。当初から九重山周辺も含まれていましたが「阿蘇国立公園」の名称で指定。1953年にはやまなみハイウェイの整備を前提に、沿線となる由布岳、鶴見岳、高崎山を拡張指定。1986年には、大分県知事および当時の関係7市町村の陳情を経て、「阿蘇くじゅう国立公園」と改称されました。
火山地形が特徴で、筋湯温泉や長湯温泉など温泉が点在するほか、大岳および八丁原に地熱発電所が建設されています。
久住山周辺のコケモモ、大船山周辺のミヤマキリシマ、スズランなどの高山植物が見られ、高原地域にはサクラソウ、リンドウ、ヒゴタイなどが群生。特別天然記念物のニホンカモシカが生息しています。

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