- 0318 Museum
- 65F 緑川洋一 「古時計百種百話」-1、-2 バイブルでした。
- 「古時計」 塚田 泰三郎 本田 親蔵 共著
「古時計」 塚田 泰三郎 本田 親蔵 共著
昭和45(1970)年 東峰書房 発行 定価 3,800円 「古時計」
長野県諏訪市在住の 本田 親蔵 さんのコレクションを、
塚田 泰三郎 さんが学術的に解説した画像入りの専門書。
当時、画像の入ったコレクションの専門図書は、
先述しました「がらくた美術」の他は、
雑誌「太陽」に時々取上げられるぐらいでした。
塚田 泰三郎氏は 明治30年 栃木県真岡氏生まれ.
師範を卒業 県下各小学校校長・教育委員を歴任
柳宗悦の民芸運動に参加 特に和時計に詳しい
本田 親蔵氏は 明治29年 鹿児島県生まれ
本田導入線製作所社長
1919(大正8)年頃から蒐集を始める
1974(昭和49)年 氏の生涯をかけたコレクションを松本市へ寄贈。
松本市時計博物館 の母体となる。
とにかく、ビジュアルの専門書に乏しい時代で、
駆け出しのコレクター見習には、
敷居は高かったのですが、 この「古時計」が、
緑川さんの「古時計百種百話」が出るまでは、唯一のバイブルでした。
昭和40年代後半でしょう
どこかの百貨店での「古時計展」のおりに頂いた名刺が出てきました。