西麻布 2代目「Salon de Shimaji」

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島地は出版業界でその名を知らぬ者なき、敏腕編集長。

41歳で『週刊プレイボーイ』の編集長に就任すると、同誌を100万部を売る雑誌に育て上げた。
その功績から、月刊「PLAY BOY 」の集英社インターナショナルの社長を歴任。

その日本版・月刊「PLAY BOY」の初代アートディレクターが田名網敬一さん。
日宣美世代には、大変懐かしい名前で、サイケデリックでポップな画風で知られる。

11月11日まで国立新美術館で大回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」が開催中だ。
開催2日目の8月9日に亡くなられたとのこと。
11月24日からマイアミ現代美術館で始まる、アメリカ初の回顧展「Memory Collage」の準備中でもあった。

さて、2代目「Salon de Shimaji」
2020年4月7日、島地79歳の誕生日にオープン。

物件は30年もの間、使用されておらず、まさに島地がバーを開くために残されていたような空間。
6メートルの高さを誇る天井には、フレスコ画の青空を垣間見ることができる。
壁面の棚には酒のみならず、自慢の蔵書も陳列されている。

「素敵なミュージアムと思ってもらえるとうれしい」
「後ろの時計を見てごらんなさい。
この時計は反時計回りに進む、ここに来たみなさんが若返るように」と
以前、Barberで使われていた、掛け時計を指差して語る。

Time Out を参考にしました。

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