将校の時計
キャレッジクロックは、19世紀初頭にフランスで開発・設計された、旅行・携帯用の時計です。
ある戦闘で部下の将校が時間に遅れ、ナポレオンは手痛い敗北を喫した。
皇帝ナポレオンの命令を受けた天才時計師:アブラハム・ルイ・ブレゲによって、最初のキャレッジクロックは発明された。
分銅+振り子の等時性 → ゼンマイを動力源+脱進機(エスケープメント) → 携帯用時計(Carriage clock)
爾来、将校たちに携帯させた。
精密さに優れた「将校の時計」として広く普及することになった。
サン・ニコラ・ダリエモント(フランス)にある アルマン・クアイユの工場では、
1880~1920年の間に何千ものキャレッジクロックが製造された。
その後、キャレッジクロックは、会社(企業)の定年退職者や永年勤続者などへの記念品的な贈り物としての用途も広がりました。
私のコレクションの中にも、ギフトのメモリーが刻まれたキャレッジクロックが何台かあります。
おいおいご紹介いたします。