- 0318 Museum
- 99F 新宿 DIG DUG 物語 中平 穂積さん
- Time Trip in Sinjyuku & DUG/中平 穂積・塁さん
Time Trip in Sinjyuku & DUG/中平 穂積・塁さん
SONPO 美術館「ロートレック展」の帰り道、
次の約束までに少し時間があったので、定点観測店の伊勢丹を経て靖国通り「DUG」の階段を下りる。
店主の中平 塁 さんに軽く会釈を交わし、奥のテーブルに席をとる。
ジャズのリズムとメロディが喧騒を忘れさせ、
柔らかな灯りに包まれ、心地よい暗がりに浸る。
空気に馴染んで顔を上げると、穂積さんご夫婦がいらっしゃったので、こちらにも軽く会釈を交わす。
穂積さんは87歳になられたこと、最近骨折をし、耳も遠くなったなど等、
黒生ビールを頂きながら、子息の塁さんからお伺いした。
行きたい処があるなら行く
会いたい人がいるなら会う
やりたいことがあるならすべてやる
人生は自分が思うより短く
いつ終わるのかわからないのだから・・・
半世紀に亘る膨大な時間が積み重なった「DUG」、
同じ時間が人間にも積み重なっている。
あっという間の人生
馴染みのハンギングクロックだけが永遠の時を刻んでいる。