SOTHEBYS 1989年 10月 LONDON carriage clocks  2 題 cc - 022, cc - 094

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SOTHEBYS 1989年 10月 LONDON  carriage clocks  2 題

最初の画像は、陳列ケース内でのショットです。 3密状態で迷惑をかけていて、済まない。  

さて、右の Carriage clock は高さ16.5㎝  

cc - 022, ゴシックスタイルの教会の意匠を アーチ形のハンドルや 両側の支柱、 

プラットフォームの窓の形状などで再現している。 

プラットフォームに、 T. Martin & Co, Regent Street London の刻印がある。 

Martin & Co,を調べてみました。1806年 ジョージ3世の時代、サミュエル・マーティンという時計職人が事業を開きます。

1838年 ビクトリア女王が、マーティン&Coに、礼状を渡された。 →  最後の画像

1890年 チェルトナム市長でロータリークラブの創設者であるジョージ・ディマーが、
事業を買収し、マーティン・アンド・カンパニーに名称を変更。

ここで取り上げた、Carriage Clock  は、当時のものですね。   
T. Martin & Co, Regent Street London  のストァブランド物と推測します。

現在は、ROLEXや MIKIMOTO の代理店として 繁栄している様子が窺えます。

左の cc - 094, carriage clock は高さ15㎝   文字盤に、蔦状に這った草花のレリーフがユニーク。   

双方とも、ゴング打ち リピーター付き   1890年頃

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