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ダニエル・リベスキンド ワールド・トレード・センター跡地 マスタープラン
2002 ワールド・トレード・センター・マスタープラン
世界貿易センターがテロによって破壊された跡地に、
世界貿易センターの再建が議論され2002年にオープンな建築コンペが開催され、
ダニエル・リベスキンドのデザインが選ばれました。
最初の画像:1776フィート(約541メートル)の高さの「フリーダム・タワー(自由の塔)」と、
数本の高層ビルとツインタワー跡地の慰霊スペースからなるイメージスケッチだ。
そして紆余曲折の結果、 2010年に完成した。
土地所有者のニューヨーク・ニュージャージー港湾局や、
旧ビル保有者である不動産開発業者などの思惑が絡み、
当初の設計案に大幅な変更が加えられた。
リベスキンドのマスタープランを活かしつつも、
個別の建物の設計は SOMや槇文彦、ノーマン・フォスターらが手がけ実施された。
ダニエル・リベスキンド
両親はユダヤ系、1946年生まれ ホロコーストの生存者。
ポーランドからの移民・米国で活躍・現代を代表する建築家。
紛争、テロ、戦争などの人間の負の側面へ建築からアプローチ。
最後の画像:べルリン・ユダヤ博物館ヨーロッパ最大のユダヤ博物館。
バロック様式の古い建物である「コレジアンハウス」と、
リベスキンドによる2棟の非構成主義スタイルの建物で構成されている。
2つの建物は、地下通路を介してのみアクセスできる。
ベルリンの壁崩壊前の2001年にオープン。
以前は建築評論や、建つ見込みのない(unbuild)建築案に関するドローイング「マイクロメガス」などで有名、
脱構築主義の建築思想家、「建築しない建築家」として知られていたが、
1988年のベルリン・ユダヤ博物館コンペ当選後、
主として美術館や博物館などの様々な設計に取り組む。
2001年に広島市主催の美術賞、第5回ヒロシマ賞(HIROSHIMA ART PRIZE)を受賞。
最初の作品が52歳と、初期作品としては遅いが、
多くの示唆的な空間を持つ建築を設計している。