- 0318 Museum
- 134F Ansonia BEE
- 精工舎 呼鈴 目覚し 2台 → 1台にセットアップ
精工舎 呼鈴 目覚し 2台 → 1台にセットアップ
1910年・大正初年の頃の精工舎製 特許 二三三三四
上部のプッシュボタンを押すと呼鈴になります。
書斎のご主人が、お手伝いさんか・奥様に、所要を伝えたいのでしょうね。
ベルの下のレバーで、呼鈴と目覚し機能が切り替えられます。
時刻のゼンマイは裏面、呼鈴のゼンマイは底部のレバーで巻きます。
側面はニッケル板にアールヌーボゥ意匠の植物文様がプレスされている。
大正2年の精工舎カタログの画像です。
さて、以前からあるモノの文字盤の傷みがひどいので、同型をもう1台入手。
(以前からある呼鈴目覚しの記録が出てきました 1969年12月 5000円 最後の画像)
2台を組み合わせ、注油し 1台にセットアップしました。
100年以上の風雪を過ごす中で傷みは必然ですから。
いくらかでも良い状態で、維持・保管するのはコレクターの責務と考えています。