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精工舎 呼鈴付目覚し
精工舎 昭和5年の掛け時計 置時計カタログの画像を最後にUPしました 呼鈴付目覚し:ニッケル、イブシ、琉金、金梨地 専売特許 第三三七六五號 と記されています 前段の呼鈴目覚し同様、天板のプッシュボタンで呼鈴機能。 奥のレバーで SAILENT ⇔ ALARM の切り替えを行います。 ベルは底部にセットされている。 ニッケル製、シンプルな形態です。 家族全員が共有する柱時計と、お母さん・お父さんが使う目覚まし時計。 庶民の暮らしがそのまま伝わってきます。
呼鈴付目覚まし時計 精工舎 15.000円0318
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精工舎 琉金 矢持ち
精工舎製 背中に翼が生えている天使をモチーフにした置時計 天使が射った矢が 貴方の運命をとらえる。 最期の画像は、人形作家 四谷シモンの「天使」です。
明治時代の置時計 精工舎0318
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円形掛時計では最小のタイプ 3吋木製丸形木地塗 外形5吋 精工舎製
何処が良いかな~と思案していましたが、 寝室のステンドグラスの空間に掛けることにしました。。 外径が15.5㎝と小振りで、円形掛時計では最小のタイプ。 この時計の形態の良さは、 9㎝のフェース径と 厚みの絶妙のバランスから来るのだ思います。 昭和5(1930)年 精工舎カタログ 32P、 No652 3吋木製丸形木地塗 外形5吋 と表記されています 8日巻きのムーブメント 欅の木目が美しい 寄木造り。 本体直径 15.5㎝、 奥行 7.2㎝
hanging clock 精工舎 25000円0318
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読書灯
今日という1日の日記を綴る。 大変暑い1日でしたが、 この時間になると、涼やかな風が部屋を吹き抜けてゆきます。 こうして、1日1日が過ぎてゆく。 階段室の一番高い・手の届かない処に、置きっぱなしにしていたランプです。 よく見ると Seikosha のマークが入っている。 精工舎の製品として販売されたの否か・・・・もう少し調べます。 取り敢えず、きれいな画像が仕上がりましたのでUPしました。
読書灯 テーブルランタン 精工舎 50000円0318
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精工舎 Mantel Clock 黒石頭丸2本柱
精工舎 大正12年のカタログ、 石枠置時計 №779 黒石頭丸2本柱 が記載されています。 ムーブメントは、8日巻き、時打 30分打 出ガンギ型 ガンギ車の時を刻む動きが、軽快でうれしい。 ムーブメント裏面に精工舎の〇Sマークが刻印されている。 Mantel Clock #3 続き-2
Mantel Clock 精工舎0318
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精工舎 Mantel Clock 特製輪振 大理石頭丸頭飾
精工舎 の昭和11年のカタログに、 「特製輪振 大理石頭丸頭飾」と記載されている。 8日巻き本打方、30分打 天府振り 大理石枠 文字盤 4吋半 サイズ 38.6㎝h × 19㎝w 荷重は9.4㎏ 大変重いです。 昭和6年に発売した先行機種「高級輪振8日巻き/大理石頭丸頭飾り」の後継機にあたる。 ムーブメントがそれまでの「高級輪振」から「特製輪振」に替わり、 値段も卸120円から60円にプライスダウンしたが、戦前最後の高級置時計です。 記載に当たり、Timekeeper の記述を参考にさせて頂いています。 Mantel Clock #3 続き-1
Mantel Clock 精工舎0318
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精工舎 15日巻き座敷時計 「パ リ」 人生は、喜怒哀楽の繰り返し
愛娘が中学を卒業し高校へ進学しようという時期、 ’01年~ 彼女は大変な反抗期に陥った。 当時は、グリーンパークというマンションに暮していたのですが・・・ これから夕食という あるひと時 壁にかかった時計を、いきなりフローリングの床に叩きつけたのだ。 画像は、その結果 大正12(1923)年 精工舎掛け時計・置時計カタログ 「15日巻き座敷時計 パ リ」 幾分 勘気が納まったのか家を飛び出していった。 暫らくの間帰ってくることは無かった。 親や家族から受けるプレッシャーなのか、 自分を取り巻く学校や、交友関係なのか、 自分自身になのか、 とにかく身の回りの全てを壊したかったのだろうか? 「会社に住んで、家へ通っていた」当時の私、 古時計ばかりじゃなく、私たち家族に愛情を注げとのことなのか??? 「積み木崩し」に、ただただ途方に暮れるばかりでした。 高校を何校も転校・退学。 大検を経て、大学へ進んだのでした。 現在はIT技能者で自立、近くに住まう親孝行な娘に戻っています。 往時嵌っていたスクーバ、それで訪れるパラオなどの南洋の島々。 娘の名前もそれに因んで名付けました。 最後の画像はパラオ・カープアイランド、無心に楽しむ愛娘です。
15日巻き座敷時計 パ リ 精工舎 60.000円0318
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精工舎のブリキ枕 角型小判 オルゴール CC - 153
明治4(1908)年の精工舎時計要覧に、 角型小判厚硝子入り 上等エトウ・オルゴールと記載、紹介されています。 加えて、「譜は流行を追い新調子を撰ぶ」とあり、 はやりの曲を撰んでオルゴールにしています。との意でしょでしょう。 何の曲かさっぱり判りませんが、明るく元気に奏でます。 上部の丸窓からは、ガンギ車が律儀に稼働する様子が見える。 前段のJunghans Joker は1975年12月 17.500円、 当欄の精工舎 角型小判は '23年5月 10.000円で購入しました。 何れのアイテムも、100年の齢を超えて尚健在です。 人生100年と言われる時代を魁けているのですね。
ブリキ枕 オルゴール 精工舎 10.000円0318
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精工舎 呼鈴 目覚し 2台 → 1台にセットアップ
1910年・大正初年の頃の精工舎製 特許 二三三三四 上部のプッシュボタンを押すと呼鈴になります。 書斎のご主人が、お手伝いさんか・奥様に、所要を伝えたいのでしょうね。 ベルの下のレバーで、呼鈴と目覚し機能が切り替えられます。 時刻のゼンマイは裏面、呼鈴のゼンマイは底部のレバーで巻きます。 側面はニッケル板にアールヌーボゥ意匠の植物文様がプレスされている。 大正2年の精工舎カタログの画像です。 さて、以前からあるモノの文字盤の傷みがひどいので、同型をもう1台入手。 (以前からある呼鈴目覚しの記録が出てきました 1969年12月 5000円 最後の画像) 2台を組み合わせ、注油し 1台にセットアップしました。 100年以上の風雪を過ごす中で傷みは必然ですから。 いくらかでも良い状態で、維持・保管するのはコレクターの責務と考えています。
呼鈴 目覚し 精工舎 11.000円0318
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大変長~いお付き合い 精工舎 少 女 琉金仕上げ
とにかく、キューピッドと目が合えば、我が家へ連れて帰るという習癖が付いてしまい、 十数台のエンゼルやキューピッドに囲まれた暮らしが、しばらく続いたのでした。 と言っても変態性の幼児誘拐ではありません。 弱冠変態的ではあったのでしょうか? 精工舎の、この「少女」とのお付き合いも ずいぶん長く続いているのです。
Novelty Clock 少 女 精工舎 ?0318
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その - 3 精工舎 琉 金 矢 持
やはり、戸籍を持っていないキューピッド。 その - 3 精工舎 アンチモニー置時計 琉金 矢持 3体 1923(大正12)年のカタログを附けましたので、 「矢持」の呼称はあきらかですが、 すでに矢折れ、刀尽きている様子です。 コレクションは、それに至ったやりとりや、まつわる物語りが宝物なのに・・・・ そのすべてが失われている。 そんなみなしごを「ねむの木学園」に集めて、養っている? 愛情や思いやりのかけらも見られない。 半世紀近い歳月が過ぎ去っているということではあるのだが なんとも悲しく・やりきれない。
アンチモニー置時計 精工舎 ?0318
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その -2 琉 金 花 輪
戸籍を持たない、キューピットたち その -2 琉 金 花 輪 1台は、片方のHand(時針)がはずれたままです。 とりあえずお風呂に入れて、垢を流しました。 病院でHandの治療を受けて、 ねむの木学園で休養を取ってもらうことにします。
アンチモニー置時計 精工舎 ?0318
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精工舎 琉金カイゼル
昭和天5年の 精工舎カタログNo55 に 「琉金カイゼル」の名称で記載されています。 想うに、ドイツ皇帝ウィルヘルム二世(1859~1941)の髭 (左右両端を上にはねあげた八字型の口ひげ) をイメージした造形なのでしょうね ? 手元にあるのは現物のみで、 いつ・何処で・などの戸籍が全く無い。 いつのころから・どうして我が家に住み込んでいるのか、判りません。 本人(?)に、大変申し訳なく思っております。 せめて、精工舎の仲間達と一緒に暮らせるように・・・と思い乍ら、UPしました。
Table Clock 精工舎 ?0318
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1975年、村松 靖夫さんから購いた6台 続き その 5 精工舎 琉金扇
この頃に「Loyal Arts」は、南青山に移転「開化亭」が誕生しました。 さて、1975年に村松さんから購めた6台の続き その5 精工舎 アンチモニー置時計 「琉金扇」 原形の ANSONIA のカタログには、Baby となずけられて掲載されています。 幼児が 母親を見詰める あなあどけない眼差しで扇に向き合っています。 母親が愛用している扇を、母親と見立てているのでしょうか? 扇は18世紀後期の萬国博覧会におけるジャポニズムブームで、 欧米に広まったわけですが、 私たちの感覚からは違和感が残る意匠ですね。 Babyの呼称の方が、「琉金扇」よりは伝わってきますよね。 思うに、国内ではあまり売れなかったのではないでしょうか?
アンチモニー置時計 精工舎 35.000円0318
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神山町 PORT BELLOW 精工舎 琉金両天童
精工舎 アンチモニー置時計 琉金両天童 1975年 8月に、やはり神山町 PORT BELLOW 吉田ヨシコさんから 購いたものです。 蒐集を始めた20歳~30歳 当時は、 エンゼルやキューピッドがあしらわれたものにのめり込んでいました。 これ!と思う造形に出会うと、どんどん深くはまり込んでしまう。 そういう性格が災い(?)して、現在に至っています。 キューピッドやエンゼルをあしらったものは、 優に100を超えることが後々身に染みて判るのでした・・・・ 手元のキューピッドたちは、おいおいご紹介しようと思っています。 左側のブロンズ仕上げは、2017年 ㋂ 大江戸骨董市で購入したものですが、 値は8.000円でした。 何と??? 50年近くもたっているのに!!! まぁ・そう言うこともある・・・です。 ■アンチモニー(antimony)は、鉛80%〜90%、アンチモン10%〜20%、 用途により錫(スズ)を少々混ぜた合金のこと、 合金としてのアンチモニーは鋳物表面(鋳肌)が平滑で、 冷却後の収縮が少なく、メッキの乗りも良いといった特性がある。
アンチモニー置時計 琉金両天童 精工舎 48.000円0318