1975年、村松 靖夫さんから購いた6台   続き その 5  精工舎  琉金扇

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この頃に「Loyal Arts」は、南青山に移転「開化亭」が誕生しました。

さて、1975年に村松さんから購めた6台の続き その5

精工舎 アンチモニー置時計 「琉金扇」

原形の ANSONIA のカタログには、Baby となずけられて掲載されています。

幼児が 母親を見詰める あなあどけない眼差しで扇に向き合っています。

母親が愛用している扇を、母親と見立てているのでしょうか?

扇は18世紀後期の萬国博覧会におけるジャポニズムブームで、

欧米に広まったわけですが、

私たちの感覚からは違和感が残る意匠ですね。

Babyの呼称の方が、「琉金扇」よりは伝わってきますよね。

思うに、国内ではあまり売れなかったのではないでしょうか?

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