- 0318 Museum
- 138F 精工舎 カタログ No50 大正12(1923)年
- その 2 小型置時計 ニッケル七曜日指縦型 cc - 119
その 2 小型置時計 ニッケル七曜日指縦型 cc - 119
小型置時計 ニッケル七曜日指縦型
上段のダイヤルは時刻を示し、下段のダイヤルは連動して、日にちと曜日を表示します。
機構は、前段の横型を縦に組み替えたものです。
8日巻き、 size : 18㎝h
この時計の裏面にも、「功績表彰 贈 ××× 江君 兵庫教育協會」
と刻印されています。
××× 君 江 氏名部分はスクラッチで消去してあります。
成績優秀で表彰された秀才が頂いた置時計、
後継の方の手から離れていったのでしょうか・・・・??
手元の時計で、このような記念の刻印があるものが10数台あります。
時間の経過ですり減って、判読出来ないものもあります。
しかし、氏名が削り落とされているものはこれだけです。
その方の存在が否定されているようで・・・・後味がよくありませんね。
さて、話題は変わりますが、71Fでご案内しました「古時計展 part-2」
800台余の 大コレクターですが、最初の1台がこのカレンダー時計だったと
お伺いしたことを思い出しました。 最初の一歩ですね。