- 0318 Museum
- 115F わが家の マティス 「金魚」 1914年
- ジョルジュ・バルビエ (George Barbier)
ジョルジュ・バルビエ (George Barbier)
久しぶりに開けた書架の、
ビアズリーの隣から、バルビエが出てきました。
ということで、ジョルジュ・バルビエ(George Barbier/1882~1932)
20世紀を代表するフランスのイラストレーターの一人。
古典を基礎に、当時、流行した日本趣味(ジャポニスム)、中国趣味(シノワズリ)の影響を受けた流麗なアール・デコ様式のイラストレーションで知られる。
その才能はグラフィック・アートのみに向けられたため、美術史においては長い間、軽視されてきた。
1882年10月10日ナントの裕福なブルジョワの家庭に生まれる。
1908年パリに上京、エコール・デ・ボザールに学ぶ。
ギリシア趣味やロシア・バレエに加え、ファッションモードにも深い関心を寄せ、1912年創刊のファッション雑誌『ジュルナール・デ・ダーム・エ・デ・モード』や『ガゼット・デュ・ポン・トン』に定期的にイラストレーションを掲載。
1914年高級ファッション雑誌『モード・エ・マニエール・ドージュルデュイ』にイラストレーションを連載。
1920年代エルテとともに舞台、映画の衣装や舞台装置のデザインに進出する。
Turandot princess of china のイラストも掲載されています。
Barbierとは「床屋」の意なのかな??
1932年死去。50歳。