TAKE IVY  続き

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私たち、デザイナーが組織する「JCD」の機関誌が届いた。

昭和40年代を象徴する雑誌「平凡 パンチ」の表紙。  

大橋歩 のイラストが再現されていた。

「わ~~っ」 50年余の時間を瞬間移動・・・・

今、私は1965年に生きている。

倉俣史朗に憧れて、桑沢デザイン研究所に入ったものの、先が見通せないままい、実社会へ飛込んだ頃でした。

戦後20年を経て、世の中も落ち着き、余裕も出てきました。
暮らしの豊かさへの欲求が、大きなムーブメントとなってきていました。

このトレンドを先導したのが「VAN」であり、現象としてのアメリカン・トラッドへの大きなうねりでした。

「MEN'S CLUB」や「TAKE IVY」 は、時代のバイブルでした

書棚をかき回して、石津 謙介、くろす としゆき、 小林 泰彦、 大橋 歩、

など等を取り出しました。 

50年余の時空を訪ね歩くことになります・・・・

「平凡パンチ」は、1964年4月28日、マガジンハウスの前身、平凡出版から創刊された。

10月には、東京五輪が開かれた年で、高度成長期の真っ最中での創刊であった。

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