気分を変えて、ちょっと寄り道 「渋谷 麗 郷」

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道玄坂の「緑屋」裏、恋文横丁・・・「餃子の珉珉」とか、「台湾料理の麗郷」は、carriage clockと同じくらい、永い付き合いになりました。

当時勤務していたデザイン会社は世田谷・若林にありました。

西隣が柳家金語楼の邸宅(山下 敬二郎にお会いしたことは有りませんでしたが)、
そして、小道を挟んで 後ろは平尾 昌晃の住まいと云う環境でした。

平尾 昌晃の家には、小柳ルミ子などがレッスンに通っていたそうです。
彼の愛車は、憧れのコンテッサ・クーペでした。
 
半世紀程以前のことです。

仕事 覚えたての見習生は、会社に住んで 家に通うと云うような日常で、
遊びに出る街は、自ずと渋谷や下北沢。 
何しろ「玉電」の時代です。 

道玄坂から入って、赤レンガ造りの麗郷の 手前の坂道を左に上ったところに
「SHIPS」の創業店舗が有るだけの通りでした。

さて、「麗郷」は、今年 創業67年とのこと、 屈指の老舗台湾料理店。
コックも殆ど台湾人で、ダイコンモチや肉ちまき、焼きビーフン、名物の腸詰など 安くて、美味い。 他にはない珍しい料理が食べられる。

そうでした、2階に上がる階段の壁面に大振りなハンギングクロックが変わらず掛けてあります。

画像は2代目のご主人。

他には桜ケ丘の、ピザが名物のイタリアンレストラン「サンマリノ」などにもよく行ったものでしたね。

懐かしい想い出がギュッとつまった店です。 
渋谷へ出ると今も足を延ばすことになります。

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