Frank Lloyd Wright  世界を結ぶ建築  Panasonic 汐留美術館

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アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト(1867–1959)

ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれる(ヴァルター・グロピウスを加え四大巨匠とみなすこともある)

「生前から世界で最も多くの出版物が出されている建築家の一人」といわれ、自然とのかかわりを重視する「有機的建築」という独自の思想を持つた建築家だ。

「カウフマン邸(落水荘)」や「グッゲンハイム美術館」「ジョンソン・ワックスビル」で知られるライトは、「帝国ホテル二代目本館(現在明治村に一部移築保存)」や「自由学園」を手がけ、熱烈な浮世絵愛好家の顔も持つ、日本と深い縁で結ばれた建築家だ。

2012年にフランク・ロイド・ライト財団から2万点以上の図面を含む膨大な資料が、ニューヨーク近代美術館とコロンビア大学エイヴリー建築美術図書館に移管され、
建築はもちろんのこと、芸術、デザイン、著述、造園、教育、技術革新、都市計画に至るライトの広範な視野と知性を明らかにすべく調査研究が続けられてきた。
当展は帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿を詳らかにする回顧展。

Frank Lloyd Wright  世界を結ぶ建築  Panasonic 汐留美術館

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