1953 China 天球儀/龍の切手

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1958年発行のスプートニク切手に出てくる龍は、たぶんこの渾天儀の土台に図柄の元があると思われます。「偉大なる祖国」と題されたシリーズから、明の時代に発明された渾天儀と呼ばれる天球儀は、別名をアーミラリ天球儀といって、天体の動きを立体的に模したもののようです。動きのある龍の彫刻が、天球儀を支えていた。龍が、そういう存在だったことが分かります。

2枚目は記里鼓車と呼ばれる、距離を測って知らせる道具。3枚目は、発明品ではなく、一年早くに発行された敦煌の壁画が取り上げられたシリーズから、天女の絵です。

機械や道具の詳細を描くにも、しなやかな天女の表現も、この頃の中国の凹版切手は眺めて飽きません。

発行国:中国
発行時期:1 December 1953
切手タイトル:偉大なる祖国 第四次ー古代発明品
図案:渾天儀(明の時代)と記里鼓車(晋の時代)

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    fanta

    2024/01/04 - 編集済み

    龍が天を支えている…
    どれも素晴らしい古代らしさで、切手のほうも手にして見てみたいです~😊♪

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      tomonakaazu

      2024/01/04

      凹版の太さで遠近感をだしている、この彫刻の表現はすばらしく、虫めがねを手にじーっと見入ってしまう切手です。

      これをいつ買ったか覚えていないのでかなり以前ですが、最近、セットの欠けた切手を探したら、やはり少し値上がり気味です。1950年代のでもそうなのか〜〜、と。

      fantaさん、ゲットするなら今のうちかも!

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      fanta

      2024/01/04

      早速ゲットにかかりました🤣
      ありがとうございます。
      見ると、4枚セットなようですね♪

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