- 0318 Museum
- 27F バッカス ローマ神話 葡萄酒の神 ヘレニズム時代
- バッカス ヘレニズム 葡萄酒の神
バッカス ヘレニズム 葡萄酒の神
女性的な丸みのある体つきは、両性具有的性格の表われ
ブドウの冠は、 ローマ神話の酒の神バッカスの象徴
杯を掲げ、酩酊の境地のバッカス
足元にじゃれっいている聖獣は 豹。 身をよじる姿が感応性を強調している。
聖なる植物はブドウ, 常春藤 (きづた)
最後の画像は 、イタリア・バロックの巨匠、
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオの作。
ウフィツィ美術館所蔵
ゆったりと纏ったローブから露出する半身は妙になまめかしい。
モデルについては多くの推測が書かれている
葡萄とその葉を髪に挿し、
いにしえのローマ時代を彷彿させる若き日のバッカス。
前方の石のテーブルには籠いっぱいの果物と大きなワインデカンタ。
手にする大ぶりのワイングラスはベネチアングラスの逸品。
ワイングラスに注がれた赤ワインが、
バッカスの手の振動を受けて同心円状に波紋を広げている様子が描かれている。
カラヴァッジョの芸の細かいところを見せている。