- 0318 Museum
- 123F 気分を変えて、ちょっと寄り道 ロイス・クレヨン で学んだ店創りの技法
- 「ひものや」流 「ストーリー・マーチャンダイジング」技法
「ひものや」流 「ストーリー・マーチャンダイジング」技法
ひょんなことから、 株)八百八町の石誠二さんとご縁がつながりました。
石井 誠二さんは 30歳の時、札幌・新琴似で「つぼ八」を創業。
その後、急速に事業を伸ばし400店舖、年商500億を達成し、居酒屋ブームを巻き起こした。
居酒屋を発明した方だと、私は受け取っています。
1987年 訳有って、同社を放擲され、全財産を失う憂き目にあう。
雌伏・数有余年・・・「俺には居酒屋しかない!」と(株)八百八町を立ち上げ、 再起。
全てのやり方を、「つぼ八」の逆を張って、当たった。 ・・・・そういう時代だったのでしょうか?
20数年で、「かたりべ」や「ひものや」などの繁盛業態を作り上げました。
ひょんなことで、石井 誠二さんとご縁が出来、
「あんたもデザイナーと云うんなら、うちの店をやってみないか?」
幸運が舞込んできたのです。
大きな夢を追い、成し遂げつつある人との巡り逢い。
いい仕事をしよう、いい店を造ろう!
丁度 50歳のときでした。
ここで、大きな力になったのが、クレヨンで学んだ「ストーリー・マーチャンダイジング」の技法でした。
掲載のイラストは、「ストーリー・マーチャンダイジン」を生み出す過程で、
上田みゆき画伯と一緒に造り上げた絵物語です。
最初の、いくつかの店づくりの成功を確認された後は 石井さんの信頼を得、
全てを任せて頂けるようになりました。
それから、10年余の間に、100数十店舗ほどの店造りに携わるとになり、
大変楽しい後半生となりました。
モノクロの画像は、1984年「ワタミ」創業の原動力となった「つぼ八・高円寺北口店」の渡辺 美樹さんのスナップです。
今もお付き合い頂いていますが、渡辺 美樹さんのお人柄は「信」の一字ですね。