- 0318 Museum
- 125F Repeating Champleve Enamel Carriage Clock French circa 1895
- Repeating Champleve Enamel Carriage Clock cc- 020 続き
Repeating Champleve Enamel Carriage Clock cc- 020 続き
七宝の意匠や文字盤の花飾りや針の形態などがロマンチックで、往時のライフスタイルを偲ばせます。
ムーブメントに E.M & Co.の刻印がある
E.M & Co. Maurice(モーリス)は、パリ・シャルロ通り75番地あって
19世紀後半、キャレッジクロックの優秀・重要なメーカーである。
1889年のパリ万博にも出品している。
銀 梨地の文字盤下面に、この七宝の Carriage Clock 由来が刻まれています。
不鮮明で読み取りにくいのですが、
Westeyan-chapele の信徒団から、信徒 Stevinson 夫妻の功績への感謝の贈答品の意が読み取れました。
1894年 Z Barraclough & son paris(当時の銀製品などの名店)で扱われたものです。
銀婚式や、リタイヤメントの 記念品としてのニーズが多かったようですね。
それもやがては、オークションに付されるわけですが・・・・
鍵を巻くと、コチコチと動き出し、律義に時を打ちます。