Repeating Champleve Enamel Carriage Clock  cc- 020 続き

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七宝の意匠や文字盤の花飾りや針の形態などがロマンチックで、往時のライフスタイルを偲ばせます。

ムーブメントに E.M & Co.の刻印がある

E.M & Co.  Maurice(モーリス)は、パリ・シャルロ通り75番地あって

19世紀後半、キャレッジクロックの優秀・重要なメーカーである。

1889年のパリ万博にも出品している。 

銀 梨地の文字盤下面に、この七宝の Carriage Clock 由来が刻まれています。

不鮮明で読み取りにくいのですが、

Westeyan-chapele の信徒団から、信徒 Stevinson 夫妻の功績への感謝の贈答品の意が読み取れました。

1894年 Z Barraclough & son paris(当時の銀製品などの名店)で扱われたものです。

銀婚式や、リタイヤメントの 記念品としてのニーズが多かったようですね。

それもやがては、オークションに付されるわけですが・・・・

鍵を巻くと、コチコチと動き出し、律義に時を打ちます。

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