モヘアとは?

アンゴラヤギの毛から作られた織物。毛足が長く、生糸のような光沢があり、繊維のコシが強く、通気性が良いという特徴があり、暑い日でも涼しく着ることができる春夏に最適な生地。一方で静電気が起きやすく、毛が抜けやすいといった難点もある。生後6ヶ月程度の子山羊から取れるモヘアは「キッドモヘア」としてスーツ生地にも使われる。
現在はトルコ、南アメリカ、アメリカ・テキサス州の3カ所が主要原産地で、特にテキサス州原産のモヘアは「テキサスモヘア」として有名。

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サマージャケットにぴったりな生地「アイリッシュリネン」を知る_image

サマージャケットにぴったりな生地「アイリッシュリネン」を知る

ミューゼオスクエア編集部員が、モノについての理解を深めていく奮闘記。

今回は、夏でも快適に過ごせるジャケットの生地「アイリッシュリネン」と「モヘア」についてのお話です。

テディベア作家であり、大の愛好家。吉川照美さんが語る、「テディベアは私の人生そのもの」。_image

テディベア作家であり、大の愛好家。吉川照美さんが語る、「テディベアは私の人生そのもの」。

カワイイものばかりを集めたコレクションが見てみたい。そんなことを考えていたとき、「テディベアならこの人!」と紹介を受けたのが吉川照美さん。稀代のコレクターであり、オリジナルのテディベアを生み出す人気作家でもある。そのアトリエ兼お住まいは、ベアとドールに囲まれた夢のような空間だった!

テディベアが誕生した歴史。100年以上愛されつづけるテディベアの魅力とは?_image

テディベアが誕生した歴史。100年以上愛されつづけるテディベアの魅力とは?

欧米では、生まれた赤ん坊にテディベアを与える習慣がある。
子供にとってテディベアは玩具以上の存在であり、自分の兄弟であるかのように扱われる。テディベアは話し相手となり、時には誰にも言えない秘密を告げる相談相手にもなる。
100年以上の歴史があるテディベア。しかし、19世紀までは”ただ”の熊のぬいぐるみだった。
現在のように、”テディベア”という愛称で呼ばれるようになったのは、1902年の出来事がきっかけだった。

<図鑑>テディベア作家が作る、個性的なテディベアたち_image

<図鑑>テディベア作家が作る、個性的なテディベアたち

1980年頃から世界中で登場した、個人でテディベアを作る「テディベア・アーティスト」。
テディベア・アーティストが作るテディベアは、それぞれのアーティストの個性が強く反映され、メーカーが作るものとは異なる魅力があります。
今回は、日本で活躍しているテディベア・アーティスト本人に、自身のブランド、代表作のテディベアに関してコメントを頂きました。ぜひ、お気に入りのアーティストを発見してみてください。

モッズスタイルを原点に確立された、LID TAILOR(リッドテーラー)根本修流スーツ&ジャケットのスタイルとは。_image

モッズスタイルを原点に確立された、LID TAILOR(リッドテーラー)根本修流スーツ&ジャケットのスタイルとは。

20年来の仲だという服飾ジャーナリスト倉野路凡さんとLID TAILOR 根本修さん。倉野さん曰く「取材するたびに面白いと感じる」のだとか。今回は根本さん独自のスーツスタイルについてお話を聞くべく西荻窪にあるアトリエへお邪魔してきました。

トロピカル、リネン、シアサッカー。春夏ジャケット&スーツに最適な生地を知る!_image

トロピカル、リネン、シアサッカー。春夏ジャケット&スーツに最適な生地を知る!

コットン、モヘア、メッシュなど春夏シーズンに活躍するスーツ&ジャケット生地をLOUD GARDEN(ラウドガーデン)クリエイティブディレクター 岡田亮二氏のコメントを交えつつご紹介。このガイドを参考に是非実物の質感を確かめてみて欲しい。

【対談】北原照久、吉川照美の二人が語る、テディベアの魅力とは?_image

【対談】北原照久、吉川照美の二人が語る、テディベアの魅力とは?

「テディベアの魅力を北原さんと語りたい」
テディベア作家として有名な吉川照美さんが対談相手に指名したのは、ブリキや雑貨、おもちゃなどのコレクターとして有名な北原照久さん。19歳の時に初めてヨーロッパでテディベアと出会い、現在では、数多くのテディベアをコレクション。
北原さん、吉川さんのお二人に、テディベアの魅力から、コレクションする楽しさまで、幅広く語ってもらった。

服飾ジャーナリストが解説!メンズブレザーの起源と種類。_image

服飾ジャーナリストが解説!メンズブレザーの起源と種類。

クールビスなどではいまや定番になった紺ジャケ(紺のジャケット)。そして、そのもっと昔から紺のジャケットといえばブレザーが定番でした。そもそもブレザーとは、学生が学生服として着用するもの⁉︎ それともネイビージャケット(紺ジャケ)とは別のもの⁉︎ と定義が曖昧になっているアイテムでもある。服飾ジャーナリスト・飯野高広さんにメンズブレザーの起源と種類を解説してもらった。ブレザーとは何かを探っていこう。

テディベアコンベンションから始まる、あなたとテディベアの物語。_image

テディベアコンベンションから始まる、あなたとテディベアの物語。

真夏の週末に開催された第25回日本テディベアコンベンション。なんと世界有数、アジアでは最大規模を誇る、テディベアが主役の大イベント。かわいくてメルヘンな雰囲気だけかと思ったら大間違い。実は大人達の熱い思いが込められていた。
今年のテーマは「テディベアにできること」。子どもから大人までを魅了して止まないテディべア。そんな彼らには一体何ができるのだろうか。

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英国の名マーチャント「HARRISONS OF EDINBURGH(ハリソンズ・オブ・エジンバラ)」特集

ミューゼオ・スクエア編集部の高橋です。ジャケットやスーツを仕立てる際、間違いなく一つの楽しみと言えるのが生地選び。今回は英国の名マーチャント「HARRISONS OF EDINBURGH(ハリソンズ・オブ・エジンバラ)」の服地コレクションの中から、春夏向けと秋冬向けにいくつかピックアップして紹介します。

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春夏ジャケットの選択肢に「アイリッシュリネン」という贅沢を。特徴と種類、お手入れ方法を解説!

スーツ・ジャケットをオーダーする前に知っておきたいあれこれ。連載 服を仕立てる前に知りたい「生地」のことでは、服地一つ一つの起源や特徴、お手入れ方法などを詳しくお届けします。

暑くなってくると気になる服地「リネン」。自然な風合いで、衣類だけでなく生活用品の中でも使われる親しみやすい生地の一つです。そんな身近な存在のリネンですが、産地によって様々な種類があり、その中でも最上級に君臨するアイリッシュリネンは「今でもかなりの高級品」なんだそう!

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春夏の革靴選びは一味違う。クラシッククロージングを語る【鼎談 後編】

春夏のクラシッククロージングについて語る鼎談・後編。
集まったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、何よりもあらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前編では、それぞれ春夏に着るコーディネートを紹介してもらいました。後編では、春夏に履く革靴に焦点をあててお話ししてもらいます。3人とも定番や正解といったルールに縛られず、独自の考えを持って靴を選んでいるよう。

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フィルメランジェは「あの時代」を蘇らせるか。スウェットに僕の心が惹かれた理由

「コットンには思い入れがある」。FilMelange(フィルメランジェ)の3着のスウェットとパーカを並べながらそう切り出したのはミューゼオ・スクエア編集長・成松。フィルメランジェといえば天然素材と日本製にこだわるブランド。成松はフィルメランジェにある可能性を感じているよう。その理由は昔の有名なスウェットにありました。

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「デンマークの長い夜が育んだ、開放的なあかり」 連載:あかりと暮らす#03

時にはドラマチックに、時にはロマンチックに。椅子と同じくらい、もしくはそれ以上に照明は空間を変える可能性を秘めています。

照明をメインとしたデザインカンパニー「ディクラッセ」代表の遠藤道明さんは、光の色や光の陰影を大切にして照明などをデザインしています。例えば、木漏れ日のモチーフに影をデザインした照明「Foresti」、シェードに反射した光が天井に向かって広がる「onda」。

家電量販店に電球や照明を買いに行った際、目がチカチカした経験はありませんか?遠藤さんが作る照明はまったくそんなことはなく、むしろ光に包まれるような感覚を覚えます。それはたくさんの照明が吊り下がっているディクラッセのショールームでも変わりません。なにが違うのでしょう。

照明との付き合い方を考えるべく、連載「あかりと暮らす」では遠藤さんがインスピレーションを受けたという欧米のあかりを取り上げます。

第三回はデンマーク。気候的に恵まれているとはいえないデンマークでは、いきいきとしたあかりがたくさん見つかります。